こんにちは。
ご覧いただき、ありがとうございます(^_^)
「メシが食える大人」「モテる人」言い換えると「自立・自活できている大人」「魅力的な人」を育てることを目標としている花まる学習会。
その理念に共感を持ったのをきっかけに、花まる学習会に通っています。
はなまる学習会では、年に1度(12月に)1人ひとりに通知表「タケノコシート」をもらいます。
年中~小3年生 → タケノコシート
小4~小6年生 → フィードバックシート
タケノコシートとは?
一番左側の7つの力を指標として、全部で20個の評価する項目があります。評価は【◎、〇、☆】の3段階です。
◎→本人の自信・強みになっている
〇→努力、光る素質が見られる
☆→家庭と連携して伸ばしたい
その評価から、教室での子どもの様子や、これから伸ばしていきたい部分が読み取ることができます。
ほめほめポイントも書かれていて、我が子の強みを知ることができるのも嬉しいです!
何が評価される?
タケノコシートで評価される7つの力は、以下の通りです。
- 律する力
- こなす力
- 想い描く力
- ことばの力
- はじめる力
- 自分で考える力
- やりとげる力
子どもを育てるうえで、どれも身に着けてほしい大事な要素ですね!
この7つの指標から、さらに20個の項目に分かれていました。
(1)律する力
- 1.挨拶、マナー
明るく元気な声であいさつができるか、目上の人に対して、ですます調で話せるか。
- 2.見る力、聞く力
先生が話し出したら、手を止めて目を見て話が聞けるか。
- 3.姿勢
90分間、背筋が伸びた正しい姿勢が保持できるか。
- 4.机の上の整理
使うものだけが出されていて、学習しやすい環境づくりができているか。
- 5.かばんの整理
必要なものをすぐに取り出せる状態かどうか。
我が家は、子どもと相談しながら、教材がくしゃ~っとならないようにまとめようと話しています。
〚我が家のルール:分類〛
・ファイル① 先生に提出する用(連絡帳、サボテン、あさがお)
・ファイル② 算数、作文、なぞぺープリント用
・ソフトメッシュケース(その他の紙教材)
・上履き入れ
・キューブキューブ
・パターンメーカー
・筆箱 - 6.提出物
連絡帳や、宿題をさっと見せることができるか。
先生がたが見やすい&探しやすいように、クリップで留めて、見せたいページがすぐに開けるようにしています。 - 7.学習習慣
宿題を、1日1ページ当たり前のようにできているか。
- 8.えんぴつの持ち方
正しい持ち方ができているか。
以上が律する力で評価されます。
自分でやることに夢中になってしまい、解説のタイミングで手を止めて先生の話しを聞くことが出来ないときがあるようです。
(2)こなす力
- 9.転写、運筆
教材:あさがお
とめ、はね、はらいを守って、実用の字で書き写す。 - 10.基礎演算処理
教材:サボテン
四則演算の計算を3分以内で解けているか、また正しく計算できるかどうか。
以上、2つがこなす力です。
サボテン(計算)は、3分で出来るところまでやりますし、あさがおも2分くらいで書き写します。
宿題といっても、毎日5分程度です。
家だと毎日はできないかも…という方もきっと多いはず。花まる学習会に通っている生徒へ”まいにち花まる”という動画配信があります。火曜~土曜日まで毎日更新されるので、それを見ながら取り組める仕組みになっています!
(3)想い描く力
- 11.会話のキャッチボール
聞かれたことに正しく答える、相手が分かるように話すことができる。
- 12.平面図形、空間認識
教材:キューブキューブ・パターンメーカー
積み木で、出された形を完成させることができるか。 - 13.発想力
教材:たこマン
2コママンガの、2コマ目を考えて発表するもので、いかにおもしろい展開を考えわかりやすく発表できるか。
以上、3つが想い描く力です。
たこマンでは、いかに頭が柔らかいかが問われますね。ありきたりな展開ではなく、自由でユーモアのある発想が求められます。短い言葉で、人にわかりやすく説明する力がつくのがたこマンの良いところです♪
(4)ことばの力
- 14.発声
教材:四字熟語・たんぽぽ
大きな声で、音読できるか。 - 15.呼吸するようにかけている
書くことが大好きで、書くことで自分を表現できているか。
以上、2つがことばの力です。
小1は2学期から、小2以降は毎週、授業の中で作文を書きます。自由作文の週が多いですが、月に一度、課題が決められている作文にも挑戦します。
(5)はじめる力
- 16.はじめる力
教材:なぞペー
わからない問題でも、どうしたら良いか試行錯誤できる力。
なぞペーのテキストを見ていると、大人でも「うっ!わからないかも…よく解けたな」と思う問題も!自分で試行錯誤して、もしそれが間違っていても全然OK!むしろいっぱい間違って、たくさん考えればそれもまた強みになる。それを体感できるのも花まるの良いところだと思います。
(6)自分で考える力
- 17.「学習は自分との勝負」と思えている
誰かと自分を比べることなく、自分自身の課題と向き合えているか。
- 18.わかっちゃった体験
教材:なぞぺー
「できた、できない」よりも「わかった、わからない」を大切にして、わかった快感を楽しんでいるか。
学校に上がると、点数がついたりするので、簡単に人と比べることができます。人と比べて自信がつくことがあれば、自信を失うことだってありますよね。それもときには良い刺激になって必要なことだと思いますが、自分がどれだけ成長できたか。これにしっかりと目を向けることって大事ですね。
わからない、教えて~と簡単に人に頼ると、それがクセになって自分で考えたり、のちに調べる習慣が減ってしまいます。花まるの先生いわく、9割ヒントくらいの感じでもよくて、最後の1割で「あっ!わかった~!」と思える体験を大事にしたいと言っていました。
(7)やりとげる力
- 19.やりきる力
教材:なぞぺー
ヒント要らない!と粘り強くあきらめずに解くことができるか。 - 20.考える家庭が楽しいという心
答えに最速でたどりつくよりは、考える家庭を楽しいと感じる心、間違ってもくじけない。
以上、2つがやりとげる力でした。
学校からの通知表とは少し違う角度での評価項目もありました。
メシが食える大人として生きていくうえで、確かにどれも大事に育てたい力です。
習い事で、こういった細かい評価シートをいただけるのは、嬉しいですし、子どもが頑張っている姿が見えるのがタケノコシートの魅力です♡
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