こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます(^_^)
千葉県佐倉市にある観光スポットの1つ、武家屋敷にいってきました。
子どもに、昔の暮らしぶりを感じてほしかったので良かったです。
武家屋敷を見学して知ったのは、昔の人は主人の仕事の階級によって住宅に制限があったということ。家の広さ、屋敷に使う材質、畳の枚数やへりの有無、井戸があるかないかなど、色んなところで違いがあり、なんというか自由がなく残酷だと感じてしまいました。
そして、特別公開日にだけ体験できる甲冑(よろいとかぶと)の試着会の様子も紹介します。この試着会は、子どもたちだけでなく、外国から来た観光客にも大人気だそうです!
武家屋敷
大屋敷、中屋敷、小屋敷と3つの住宅に分かれています。わかりやすく言うと、部長クラス、課長クラス、係長クラスみたいなイメージでしょうか。
こちらは、大屋敷の門。ここで武家屋敷の入館受付をします。
入館料
大人 250円
学生 120円
※ 土日祝は小中学生の入館料無料
※ 団体料金割引あり
※ 他施設と共通のお得な券もあり
詳しくは公式サイトを確認してみてくださいね。
つぎに、中屋敷の門。大屋敷との違いは、扉の両サイドの板が大屋敷は4枚に対して、中屋敷は3枚の板と決められているとか。
最後に小屋敷の門。小屋敷の住宅は、両サイドの板はなく、門の扉が2枚!
昔は、門を見ただけで、そのお宅の階級がわかってしまうということなんですね。
玄関
当時、玄関は2つに分かれていたそうなんです!
1つは主人・主人の大事なお客様用。もう1つは妻と子ども用。妻と子どもは、主人用の玄関には入っちゃいけなかったらしい。家の中でも主従関係がある暮らしに驚きました!
玄関も、階級によって、壁に使われる材質に制限が設けられていたそう。
外から見た家
お部屋は、主人の部屋と、妻と子どもの部屋が分かれていたんだそう。それにもビックリ!
今もお部屋を別にしているおうちもあると思うけど、それは自分たちで別にするか一緒にするか選べますものね。
主人の部屋は畳に対して、妻と子どもの部屋の床は固いし寒かっただろう…
庭の様子
小屋敷の住宅には、井戸がなかったそう。お水が欲しいときには、大屋敷のお宅の井戸を借りにいくという暮らし。自分ごとに置き換えると、わざわざ水をよそのお宅にもらいに行くなんて考えられませんね。
お風呂
その昔、お風呂に入るときはいったん家の外に出て、外からお風呂に行く構造だったそう。
湿気が家にこもらないようにだとか。昔の人は、浴槽はなくて、かけ湯でお風呂に入っていたんだ。冬にお風呂に入るのは寒かっただろうな。
特別公開
特別公開日が年に6日間設けられています。
特別公開日にできること
- 普段、中に入ることのできない大屋敷の中を見学できる
- 甲冑(かっちゅう)の試着会がある
※胴部を守るよろいと、頭部を守るかぶとの試着
鎧は結構重くて、歩く姿がぎこちなかったです。昔のひとは、甲冑を身にまとって馬に乗りながら戦っていたんですね。力持ち!
3サイズの鎧が用意されていました。幼児、児童、大人というサイズ感。娘が来たものは、一番小さいサイズ。
受付時間は10:00~15:00です。
特別公開日の日程
- 2/11(建国記念日)
- 4/29(昭和の日)
- 5/5(こどもの日)
- 9月第3月曜日(敬老の日)
- 11/3(文化の日)
- 11月第4土曜日 ※この日は甲冑の試着会はなし
駐車場
すぐ近くに、10台分ほどの無料駐車場もありました。
車でのアクセスも良いので、ぜひ行ってみてくださいね。
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