百ます計算といえば、陰山 英男 先生。
“陰山先生が教えてくれる 小1の不安「これだけ!」やれば大丈夫です” の書籍に、百ます計算を極めることが学力向上には欠かせないことが研究データとともに書かれていました。
3男1女のお子さんを東大理Ⅲに見事合格に導いた、佐藤 亮子さんも、計算力をしっかりつけることが大事と言っています。とくに1ケタの足し算の重要性です。すべての計算の基礎は1ケタの足し算にある!
ということで、1ケタの足し算の計算力をつけるべく、百ます計算の足し算に取り組んでいます。
理想のタイム
陰山先生によると、小1のうちに百ます計算の足し算、引き算を2分以内を目指すというもの。
2分は120秒なので、1問1.2秒のペースで解いていくことになります。
なかなか早いスピードですね
少しでも手が止まると、あっという間に数秒過ぎてしまいます。
佐藤 亮子 さんは、1ケタの足し算100問を1分半くらいでできるようにすると良いと言っていました。
1問、0.9秒でとける速さを目指すということか
百ます計算のルール
陰山先生によるルールです。
・できれば1日2回(朝、夕)やる
・毎日同じ時間にやる
・問題は変えず、同じものを繰り返しやる
と書かれていました。
母のタイム
私も挑戦してみたら、1分22秒。
大人と同じくらいのスピードでできるように仕上げるのね!
なかなかなものだわ。
はじめる前にやったこと
1+1= からはじまり、10+10= までの100問を3枚の紙にランダムにわけて自作の計算プリントを用意しました。
33問+33問+34問=100問
それを、1日1枚取り組んでいきます。
つまり、1日33問ほど
ここで注意していたことは、佐藤 亮子さん が言っていたことです。
多くのお母さんは、計算の内容を覚えてしまうといけないと勘違いして、問題を変えてやらせる。そうではなく、同じ問題を毎日とかせて、計算を覚えさせるくらいやる。
なので、3枚つくったうちの1枚をとにかく毎日繰り返しとくというところからスタートしました。
34問で1分21秒でした。
3枚分を何周もして、慣れてきたころを見計らって、休日に1日3枚(100問)にチャレンジ!
100問で4分49秒!
これを小1の間に1分台を目指すのですね。
百ます計算スタートからタイムの経過
4月下旬、百ます計算をはじめてみました。娘は、くもんとはなまる学習会にかよっています。そのため、毎日それぞれの宿題があり、時間のある学校がお休みのときにやるスタイルです。実質、月8回程度の取り組みです。
- 1か月目4月 3分40秒
- 2か月目5月 お休み
くもんの宿題に時間がかかっていたため、百ます計算はお休み
- 3か月目6月 4分16秒
5月にやっていなかったツケが。4月よりも遅くなってしまった。習慣が大事だとあらためて感じました
- 4か月目7月 3分36秒
先月より40秒縮みました!3分台達成
- 5か月目8月 3分09秒
先月より27秒みじかく。もう少しで2分台!
- 6か月目9月 2分54秒
先月より15秒縮みました。半年でやっと2分台
- 7か月目10月 2分53秒
2分後半からなかなか縮まない期間が。。。
- 8か月目11月 2分20秒
久しぶりに、30秒短くなりました!4月からくらべて1分20秒縮む
そして、11月の終わりには1分56秒を記録!その後、何度も1分台がでるようになりました。
2分台にはいった9月の時点で、百ます計算30回目。
つまり、毎日1回やれば、1か月でタイムが大きく変わることもあり得る!と思いました。
百ます計算、おすすめの教材
我が家が使っているのは、こちらの教材です。 これ、すごくおすすめです。
結果を書き込めるグラフは、こういったものです。
これを子どもに見せると、少しずつでもタイムがあがってきているのがよくわかるので、モチベーションを上げやすいです♡この自信はすごく大事!
ほかの方の口コミもご紹介します。
集中力、計算力はアップしてきて本人も楽しみながらやっています。
初回より半分くらいのタイムになり、計算ミスもなくなりました。期待以上の効果に驚きです。
この本はオススメです!子供が毎日チャレンジしていますが、最初は時間がかかっていたのに、毎日少しずつタイムが上がって、目標タイム達成できました。確実に計算力がアップしたと実感できました。
引用元:すべて楽天市場『陰山英男の徹底反復 百ます計算 (陰山英男の徹底反復シリーズ)』口コミ
などなど嬉しい効果が続々と♡
その効果はもちろんのこと、何より価格が660円って本当にありがたいです!百マス計算のたし算をやっていたときはこの教材を知らなくて、毎回無料サイトから印刷して使っていました。印刷するのって、意外と時間や手間がかかるんですよね。その時間を自給換算したら、660円払って買うのって断然お得!ぜひ試してみてくださいね。
子どもが落ち込んだときの乗り換え方
なかなかタイムが縮まらないことが悔しいようで、ポロポロ涙を流しながら取り組むタイミングもありました。そんなときは、1か月前と比べての成果を目で見てわかるように話して思い出させていました。
見て!先月より30秒も縮んでいるんだよ!
それだけじゃないよ。このグラフを見ると、毎月タイムがどんどん縮んでいることがわかるでしょ。
あ、ホントだ!
ずっと速くならないと思っているけど、全然そんなことないんだよ!
と教えてあげたら、みるみる元気を取り戻して自信に満ちた満足げな顔。
いましか見えていない子どもは、なかなかできるようにならないと思ってしまうようです。でも、実際には確実にタイムも縮んできているし、間違いも減ってきています。
子どもって、今を生きているし、ほんの数か月前のことは忘れてしまうものですね。振り返って、成長を感じさせてあげることは大きな自信につながりますよね。
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