【くもん出版】子どもたちに大切なことを脳科学が明かしましたー読んで実践しようと思ったことー

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賢く育てたい!ためになった本

こんにちは。
ご覧いただき、ありがとうございます(^_^)

くもん出版より発売の「子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました」
東北大学加齢医学研究所 川島隆太・松﨑 泰 編著

こちらを読んで、参考になったこと、取り入れたいことをまとめてみました。

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生活習慣

  • 朝食は食べた方がよい
  • パンよりお米のほうが脳に効率よく栄養が回る
  • 十分な睡眠を取ることが大切
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朝食は、和食がいいのね!
睡眠も大事!

  • 睡眠が不足すると、記憶にかかわる脳の部分が小さくなった
  • 寝すぎは、睡眠の質が低下する原因になることがある

読み聞かせ

  • 親の読み聞かせを聞いているとき、脳の言葉にかかわる場所のほかに感情や記憶にかかわる部分も刺激していた
  • ストーリーの自然の流れから、言葉を学べる
  • 言葉、文字や本への関心を強める
  • 読み聞かせをした時間が長いほど、親の育児ストレスが減っていた
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読み聞かせは、子どもの言葉の力を高めるだけでなく、親の育児ストレスが減る効果まであるとは驚きです!

読書

  • 言葉の知識や、一般的な知識を学べる
  • 自分で知識をどんどん、たくわえていける
  • 脳のなかで、言語にかかわる場所がよい構造に変わる
  • 小・中学生で読書をする時間が長いほど、成績が高かった
  • 読んで楽しい、読めるとうれしいという経験
  • 2時間以上の読書は、成績が少し下がる傾向に
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読書をするなら、1時間くらいにすべきなのね!

著:川島 隆太, 著:松﨑 泰
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テレビ

  • 教育番組は、子どもの認知機能によく作用する。世界や社会的な問題への関心が高まる
  • 7歳頃の注意力のたりなさは、1歳~3歳頃のテレビのみる時間の長さが影響していた
  • 5歳くらいまでのときに、テレビをみる時間が長い子ほど、6歳になったときの言語能力が低い
  • 14歳頃のテレビをみる時間が、1日1時間以上の子どもたち
    ⇒宿題を提出しないことが多い
    ⇒学業成績が低いことが明らか
    ⇒16~22歳ごろの時点で他社への攻撃的なふるまいが多い
    ⇒16歳頃や22歳頃なった時点での注意力の低い
    ⇒学習困難の度合いが高い
  • 3年後に再び調査すると、テレビをみる時間が長いほど、脳がよく発達しておらず、言語能力が低かった
  • テレビ視聴習慣は、未来の言語や注意力に影響がある
  • 人間の脳は、1度に複数の作業をすること(マルチタスク)が苦手。テレビをみながら何かをする習慣をしている人ほど注意力が低い
チョコラブ♡
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何を見るか、考えることは大事ね。

ビックリしたのは、幼いころ見ていたテレビの習慣が、何年かあとになってまで悪影響になるということ!

ゲーム

  • 脳トレゲームは、脳をきたえることができる。認知機能が向上することを確認しながら作っているとか。良かった!
  • 夕方6~7時までゲームで遊んだ日は、なにもしなかった日の夜に比べて睡眠の質が低かった
  • ゲームで遊ぶ前に記憶した内容を、24時間後に覚えているか?
    ⇒なにもしなかった子に比べ、子どもたちの成績が低くなっていた。勉強のあとのゲームはさせたくないですね…
  • ゲームのしすぎは、記憶力や睡眠の質を下がる
  • ゲームの使用時間が長い子どもは、言語能力が低い傾向にある
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ゲームは、大人でも楽しくて、ついつい長時間やってしまいがちですね。やるなら、夕方や勉強の後はなるべく避けたいところです。

インターネット

  • ネット依存傾向の高い人
    ⇒注意力や、自分の行動をコントロールする力が弱い
    ⇒気分の落ち込みなど感情面での問題を抱えやすい
  • 授業中のインターネットの使用頻度が高いほど、読解力が低い傾向があった
  • たくさん使用している子は、言語能力が発達しない傾向
  • スマートフォンの1日あたりの使用が、1時間以上の子
    ⇒同じ時間、家庭学習で勉強している、また睡眠時間を同じようにとっても成績が低い傾向だった

タブレット学習について、懸念がある実験の紹介

<実験内容>
少し難しい言葉の意味を2分間で、いくつ調べられるか

①グループ1→紙の辞書で調べる
②グループ2→スマホで調べる

<結果>
①辞書グループ→5つ
②スマホグループ→6つ

<脳の動き>
辞書グループ→開始から急激に活動し、2分間たえることなく脳が動いていた
②スマホグループ→脳の活動の上昇は、顕著にみられなかった

<その後>調べた単語の意味を思い出せるか
①辞書グループ→5つのうち2つ思い出せた
スマホグループ→6つのうち思い出せたのは0

タブレットは、表面的に効率よく学習しているように見えても、記憶に残っていないかもしれないという可能性…

チョコラブ♡
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インターネットやタブレットの使い過ぎは、記憶に残りにくいだけでなく、注意力や読解力、感情面でのトラブルまで悪影響の恐れがあるのですね。

学習

  • 勉強をする習慣があると、覚えることがうまくなる脳の場所が変化する
  • 科目によって、脳への影響が違うため、いろんな科目の勉強をすると良い
  • 中学3年間の、土日の学習(家庭で1時間以上、または塾で2時間以上勉強している)をしている子は、成績が平均を超えている傾向
チョコラブ♡
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土日は1時間以上、学習すると良いのね!

親子関係

  • 親と過ごす時間が長いほど、子どもの言語能力が高かった
  • 言葉をつかったものごとの理解だけでなく、言葉を使わないコミュニケーションでの理解にかかわる場所も発達していた
  • 親が、自分のことをしっかりと受け止めてくれていると感じる子は、より外交的で知性的で協調性があり、誠実だった
  • 子どもをほめることで、共感力の発達が促された
  • 親がほめることは、気持ちの理解やコントロールにかかわる脳の部分を発達させて、優しい子どもになることにつながる
チョコラブ♡
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一緒にいるときは、なるべく親子でたくさん会話ができるように心がけたいです!

  • 子どものときに、親からあまり世話をされなかった子は、大人になってから情緒不安、誠実でない傾向になりやすい

おわりに

私たち親は、どんなことに気をつけながら、子どもとの時間を過ごしていけばよいのか。親が、どんな環境を作ってあげられるのか、とても参考になりました。学力だけでなく、心の発達にも影響してくるんですね。

具体的なことが書かれていたので、自分にできることを、少しずつでいいからコツコツと子どもと一緒に積み上げて子どもと一緒に成長していける親でいたいです。

著:川島 隆太, 著:松﨑 泰
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